2016年12月29日
国家資格にはいろいろなものがありますが、ガス溶接に関しましては、ガス溶接作業主任者と言う名称の資格が取れるとのことです。アセチレン、ガス集合装置を用いて、金属の溶接や切断、加熱の作業を行う際に、作業方法の決定・指揮をする責任者になります。受験に関しましては、満18歳以上、講習は、学科と実技による二日間の講習があるのみと言う、簡単なものだそうです。
修了試験は、法令上、学科試験のみで行われます。気になるのは取得した後の仕事になると思いますが、建設現場や工場などで働くことになるそうです。今現在、建設・建築関係における需要が高いことを考慮するならば、ますます必要とされるものたど考えられているそうです。結果、働き口は増えるのではないでしょうか。ビルやマンションなどの建物は今、鉄筋で作られています。
その鉄筋を溶かして結合させると言う技術もまた、ますます必要とされるものではないでしょうか。責任者と言うことなので、監督する立場になりますが、一方、現場にて作業を行う技能者も主任者と同じかたちで資格を得ることが出来ます。ガス溶接は、労働衛生安全法に基づまして、素人には扱えない作業ということなので、特に若い方々の活躍が望まれているそうです。